NetWalker PC-Z1とdropbox

dropboxLinux版があってPC-Z1でも使えるか思ったが、ソースからコンパイルしても、未対応のプラットホームとエラーがでてしまう。
簡単にはいかなさそうだ。

http://forums.getdropbox.com/topic.php?id=2766&replies=34
Dropboxのフォーラムを見ると、Armサポートへの要望が書かれている。
Nokiaの最新の携帯のいくつかはArm、Linuxで構成されているらしくは、要望は少なくない。

Netwalker PC-Z1 で Scilab をコンパイル

この記事はScilabをPC-Z1でコンパイルした際の作業メモです。詳しくは[id:ikeuchihiroki:20090926#1253961711]を見てください。

コンパイル作業

記憶を頼りに書いてますので、ぬけがあるかもしれません。

#必要なパッケージをインストール
sudo apt-get install autoconf cdbs debhelper gfortran openjdk-6-jdk chrpath \
ocaml-nox tcl8.5-dev tk8.5-dev libxml2-dev libpcre3-dev gettext libreadline-dev \
pkg-config libblas-dev liblapack-dev libflexdock-java libjrosetta-java ant libjeuclid-core-java \
libbatik-java fop javahelp2 libsaxon-java libavalon-framework-java docbook-xsl \
libxml-commons-external-java pvm-dev fftw3-dev libsuitesparse-dev libmatio-dev

sudo apt-get install libgl1-mesa-swx11

#「動かす」編でも書いたのと同じ理由で直接インストール
dpkg -i libjogl-jni_1.1.1+dak1-7_armel.deb 
sudo apt-get install libjogl-java

#Source untar
tar zxvf scilab-5.1.1-src.tar.gz
cd scilab-5.1.1

# patchあて(実際は手作業で変えたので、Patchのコマンドが合ってるか分からないです)
patch configure < ../configure.patch
patch bin/scilab < ../scilab.patch
patch modules/core/includes/setPrecisionFPU.h < ../setPrecisionFPU.h.patch

#configure prefixは任意で
./configure -C --without-ocaml --prefix=/home/hoge/scilab

make

make install

Netwalker PC-Z1 で Scilab を動かす

PC-Z1でScilabを使いたかったのでコンパイルしてみた。
とりあえず置いときます。

インストール法

  • 準備
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

念のためパッケージを最新にしといてください

sudo apt-get install  libgl1-mesa-swx11

最初から入っているOpenGLライブラリではFigureの描画に失敗するので入れ替えます

  • libjogl-jniインストール

libjogl-jniはAptでインストールに失敗するので、Portsから直接持ってきて入れました。なぜ失敗するのだろう?
http://ports.ubuntu.com/pool/universe/libj/libjogl-java/libjogl-jni_1.1.1+dak1-7_armel.deb

sudo dpkg -i libjogl-jni_1.1.1+dak1-7_armel.deb 
  • 必要なパッケージをインストール
sudo apt-get install javahelp2 libblas3gf libfftw3-3 libflexdock-java \
libgfortran3 libjogl-java libjrosetta-java liblapack3gf libmatio0 \
libpvm3 libsuitesparse-3.2.0  tcl8.5 tk8.5 openjdk-6-jre

がさっと入れます。

  • 必要なJAVAパッケージをインストール
sudo apt-get install libjeuclid-core-java libjeuclid-fop-java \
libsaxon-java libbatik-java libxml-commons-external-java \
libcommons-io-java libxmlgraphics-commons-java libavalon-framework-java

同じく

  • 上記ダウンロードファイルを解凍
mkdir ~/scilab
tar zxvf scilab-5.1.1.bin.linux-armel.tar.gz ~/scilab/

適当な場所(上記例では~/scilab)か、/usr/localにでも

  • 実行
~/scilab/bin/scilab

PC-Z1 ファーストインプレッション

先行販売していたSHARPNetWalker PC-Z1を購入していまいました。

ファーストインプレッション

  • キーボードは打ちにくい
    • タッチタイピングはあきらめた
    • むしろもう少し狭ピッチの方が片手や親指で打ちやすいのでは
  • サスペンドから復帰するのは確かに速い
  • ソフトの起動は遅い
    • 起動した後は普通
  • FirefoxとThenderbirdはかなり快適
    • 起動の遅さ以外は
    • Flashプレイヤー早く出してほしい
  • 完全にUbuntu Linux
    • aptでパッケージ入れ放題
    • ただしArmelアーキテクチャのバイナリがないものもある

Scilabのバイナリパッケージがなかったので、コンパイルしてみました。
詳しくは今後の日記にて・・・。

国立国会図書館の郵送複写サービスが便利な件

国立国会図書館の郵送複写サービス、皆さん使ったことありますか?

http://www.ndl.go.jp 国立国会図書館

これが、すごく便利で安くて早いんです。
検索して申請すると、3〜7日で届きます。私が頼んだ時は日曜午後に頼んで水曜日に着きました。

まず、事前に利用カードの申請をしなければなりません。
これは1週間程度かかりますが、無料なのでとりあえず申し込んどけばいいでしょう。
http://www.ndl.go.jp/jp/information/guide.html#PersonalRegist 個人としての登録

登録が完了したら、
http://opac.ndl.go.jp/index.html OPAC
で検索して郵送複写の申し込みができます。

所蔵詳細の一覧に出てこない巻号が多いですが、古い専門誌などは登録されていないからで、所蔵しているものであれば申請できます。その場合は、巻号は自分で入力します。

8枚の論文で郵送代梱包代込で500円でした。
まとめて頼むと郵送代、梱包代が余分にかからずおとくのようです。

大学の図書館では当たり前に使っていた論文の取り寄せですが、社会人になるとやりにくい(会社の図書室で取り寄せてくれるが高い上に面倒)と思っていましたが、国立国会図書館のおかげで、何不自由なく使えそうです。